他の部員に刺激を受けているという(写真=多田哲平)
――1日平均の勉強時間はどれくらいですか?
日によって全然違うんですけど、だいたい1時間半くらいですね。
――疲れている日や、やる気が起きないけどやらなければいけない日はどうしていますか。
気分転換に仮眠を取ります。あとは自分だけじゃなくて他の人も頑張っているんだと、サッカー部のみんなを思い浮かべますね。みんな自分よりも頑張っているので、それに良い刺激をもらえます。
――他の部員はやはり凄いですか?
凄いです。附属中から入っている人は本当に頭が良いです。しかも、サッカーでも中学時代にクラブチームでやっていた人と、技術的には劣るとはいえ全然張り合えていますからね。
――大野君が勉強とサッカーを両立するうえで大切にしていることは?
時間が限られているので、短い時間で集中することは気を付けていますね。
――とはいえ集中できない時もありますよね? その時はどうしていますか。
ベタですけど、顔を洗ったり音楽を聴いたりしてリフレッシュします。あと夜遅くなければコーヒーを飲みますね。実際に効いているのか分からないですけど、思い込みというかプラシーボ効果でやる気が出ます。
――勉強面で今の課題は?
課題だらけです。周りとの差を埋めるために、量が取れないなかでどれだけ質が上げられるかをすごく考えていますね。
――質を上げるために具体的には何が必要だと思いますか?
メリハリですね。試合とか練習で上手くいかなかったりすると、引きずって勉強に身が入らない時があります。そこを上手く切り替えられるようになっていきたいですね。
#2に続く
(文・写真=多田哲平)