西武文理MF永井涼晴(写真=河野正)

 埼玉の西武文理高校はイートン、ラグビー、ハローといった英国の名門パブリックスクールに範をとり、知性と品性、自由と規律の精神、公正を重んじるスポーツマンシップの精神を身に付ける教育機関を理想に掲げる。創立は1981年で、新年度に45周年を迎える。

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 グローバル社会を生き抜くため、英語教育と国際理解教育に力を入れ、国内と海外での語学研修を実施。このほか留学や海外大学への進学を支援し、海外大学との協定校制度を設け、米国や英国をはじめオーストラリアなど100校以上の大学と提携している。

 イートンやラグビーの卒業生が、オックスフォードやケンブリッジなどの名門大学に進むのと同じく、西武文理もトップエリートとプロフェショナルの両教育体系に注力。文武両道を実行するサッカー部主将、MF永井涼晴(新3年)に学園生活などについて話してもらった。