西武文理MF永井涼晴(写真=河野正)

 埼玉屈指の進学校となった西武文理高校では、昨年から生徒が主体となってグループを形成しアイデアを形にする「ガチ・プロジェクト」をスタートさせた。生徒一人ひとりが自分たちの興味や好奇心を追求し、自ら考えて解決策を導く力を育てることが狙いだ。

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 昨年はドラマ・映像収録や起業家教育、商品開発など10のプロジェクトを実施。この中にはスポーツデータ分析プロジェクトがあり、部活動を科学的にサポートする業務である。Jリーグのチームが導入するデータ分析ソフトを活用することで分析のスキルを養い、学校のスポーツ実績向上に役立てている。

 サッカー部でもGPSデバイスを用いて選手個々のデータを収集、分析。科学的な手法でチーム力アップに余念がない。チームで随一の試合経験を誇る新主将、MF永井涼晴(新3年)に部活動と勉学の両立などについて聞いた。