モラス雅輝さん

 「日常を豊かにする」、「世界の見方が変わる」情報を分かりやすく編集し、それらを書籍、記事、動画、音声、イベントなどライフスタイルに合わせて選べるコンテンツとして配信しているコンテンツプラットフォームの「シンクロナス」。

 そんなシンクロナスが、W杯で3大会連続出場を果たした元日本代表FW岡崎慎司選手(シント=トロイデン)と、ドイツ・日本・オーストリアの3カ国で、監督・コーチ・ディレクターとして幅広く活躍しているモラス雅輝氏(現SKNザンクト・ペルテン/テクニカルディレクター)の対談を配信。今回はその対談の一部をお届けする。

【PR】岡崎慎司×モラス雅輝「Jクラブには「通訳」としてではなく「コーチ」としてオファーを受けたんです」

 岡崎慎司(以下、岡崎) コーチングしながら通訳もしたりするのって大変じゃないですか?

 モラス雅輝(以下、モラス) じつはそこはすごい誤解があって。僕は通訳になったことは一回もないんです。コーチとしてのオファーじゃなかったら僕はJリーグには行かなかったです。

 勘違いされることが多くなった経緯を簡単に説明すると、ヴィッセル神戸はもともとドイツ語の通訳もいたんですけれども、浦和レッズに行ったのは2009年かな?その後にフォルカー・フィンケ監督が来て。通訳できる人はクラブにもいたんですけど、僕は子供の頃からドイツ語と日本語に触れている環境だったので、言葉を訳すということが、“自転車に乗る”というような感覚で子供の頃から普通にできていたんです。

 岡崎 なるほど。

【次のページ】 【岡崎慎司×モラス雅輝】Jクラブには「通訳」としてではなく「コーチ」としてオファーを受けたんです(2)

【PR】岡崎慎司×モラス雅輝「Jクラブには「通訳」としてではなく「コーチ」としてオファーを受けたんです」