小笠原侑生選手

アジアの渡り鳥・アジア17の国と地域でプレーしている伊藤壇選手プロデュース!!
アジアでサッカー選手になりたい君をサポートするチャレンジャス・アジアでは、記念すべきその第1回目を2014年11月30日-2015年1月20日で行ないました。その時の様子を第1回チャレンジャス・アジア参加者の選手にインタビューしてみました!!
インタビューに答えてくれたのは、現在ラオスでプレー中の内田昂輔選手、タイでプレー中の小野寺智泰選手、同じくタイでプレー中の小笠原侑生選手の3人です。

――みなさんどこでチャレンジャス・アジアを知ったんでしょうか?
内田昂輔選手(以下「内田」):伊藤壇さんを通じてチャレンジャス・アジアの活動を知りました。
小野寺智泰選手(以下「小野寺」):僕は知人の紹介で。
小笠原侑生選手(以下「小笠原」):僕はタイのトライアルで知り合った選手伝いで知りました。

――選手同士で情報共有しているんですね。それまでどのようにトレーニングをしていたのでしょうか?
内田:自分は所属チームがオフになったタイミングで練習参加したので、それまでは所属チームでトレーニングしていました。
小笠原:僕はチャレンジャスに参加する以前は、ホテルのジムや、ガタガタの路上を走ることしか術がありませんでした。
だからチャレンジャス・アジアに参加したことで、サッカー選手としてボールに触れる機会が得られたことが本当に良かったです。トライアルを受けるための良い準備をさせてもらいました。
それに契約を勝ち取ろうと同じ目標に向かって、闘っている仲間達と真摯に取り組み、情報交換等をして、契約を勝ち取るための有意義な集まりでした。チャレンジャス・アジアでコンディションを上げられたので良かったです。

小野寺智泰選手

――小野寺選手はチャレンジャス・アジアに参加してみてどうでしたか?
小野寺:僕もそれまでは1人でプールやジムで身体を動かしていました。だから、1人では出来ない練習やハードな練習が出来たのが嬉しかったですね。何と言っても、色々な経験をしている方と練習が出来るので、自分の成長に繋がる。チャレンジャス・アジアで体を作れたので、トライアルにもいい感じで入ることができ、契約を勝ち取れたと思います。
内田:確かに、高いモチベーションと強い気持ちを持った皆とトレーニングできる場があることはとてもありがたいと思いました。また、選手間での情報交換も出来、学べることも多いと感じました。現在はチームに合流しましたが、チャレンジャス・アジアでコンディションを保てたので調子もいいです。この調子で開幕からスタメンでいけるよう頑張ります!

――確かに志を同じくする仲間と励まし合えるのは、頼もしそうですね。では、ご自身のプレーしている国のサッカーの印象を聞かせてください。
内田:ラオスサッカーはタイ、ベトナムなど他の周辺国と似ているかもしれません。個人技で器用な選手もいますが、チームとして戦うという部分において、まだまだなのかなという印象です。また、リーグ内において、それぞれのチーム力の差はとても大きいと感じます。
小野寺:日本ではサッカーの展開が速いけれど、タイではゆっくり攻めたがり、速いプレーをあまり好まないように感じています。
小笠原:そうですね。タイのサッカーは、今まで日本で積み重ねてきた事を一気に崩された感覚があります。戦術というよりは個人が11人集まってサッカーしている印象です。もちろんそれが悪いのではなく、日本のチームにはない良さであるとも思います。
生活面でも、日本のような厳しい規則は無いです。タイは治安も良いですし、特に生活面に困ることはありません。
ただ「嘘でしょ!?」みたいな事はサッカー同様、日本とは違って日常茶飯事なので、ある意味楽しいです!
小野寺:そうそう。車に関しては左折はいつでもOKで、タクシーの運転手に行き先を伝えても断られる事がある、というところが圧倒的な違いだと感じましたね。でもすみやすいことは確かで、バンコクは日本と変わらない食事や物が手に入り、電車もあるので不便はないですね。
内田:ラオスでの生活も、ラオスの方々の人の良さ、もち米を中心とした日本人の口に合う食事、そして何より治安がとても良いので住みやすいです。

――住みやすいのはありがたいですよね。同じアジアだから合っているのかもしれませんし、思い切って飛び込んでみることが大事なのかもしれないですね。では、最後にプロを目指している高校生へメッセージをお願いします!

内田昂輔選手

内田:自分の夢・目標に向かって突き進んでほしいです。全力でサッカーを楽しんで下さい!!
小野寺:夢は必ず叶うから、最後まで自分を信じてあげてください!
小笠原:プロの世界は、高校生までと違い契約社会になるので、日々のトレーニング、毎試合が生活を懸けた闘いになります。日本とは違って、海外でサッカーすることは、多少のリスクもありますし、自分が思っているような筋書きにはならないかもしれません。
しかし、そこで契約を勝ち取る価値というものが絶対ありますし、そこで得た経験というものが、今後の人生への糧になると思います。
ぜひ、チャレンジしてもらいたいです!

内田昂輔選手、小野寺智泰選手、小笠原侑生選手貴重なインタビューにご協力ありがとうございました。
第2回目のチャレンジャス・アジアの詳細はこちら! 

そんなチャレンジャス・アジアに興味のある方、海外でプロを目指す選手に朗報です!チャレンジャス・アジアをプロデュースする伊藤壇選手が3/6(金)HBO東京の練習にやってきます!只今HBO東京では練習参加も受け付けていますので、本気で海外を目指したい選手はこちらまで。

■選手プロフィール
【内田昂輔選手  LangXang INTRA FC(ラオスプレミアリーグ)所属】
大分トリニータ→FC琉球→FKグルバリ→FKボケリ→ドイチュランズベルグSC→京都紫光サッカークラブ→LaneXang United FC(ラオスプレミアリーグ)

【小野寺智泰選手 Amnat poly united FC(タイDiv2)所属】
福岡大学→Kamphaengphet FC(タイDiv2)→Udon Thani FC(タイDiv2)→Amnat poly united FC(タイDiv2)

【小笠原侑生選手 Nakhonpathom United FC(タイD1所属)】
愛媛FC→Vファーレン長崎→Nakhonpathom United FC

■第1回 チャレンジャス・アジア練習参加実績
黒部光昭選手(元日本代表・現TTMカスタムズFCタイDiv1)、滝澤邦彦選手(元名古屋グランパス・現ランシットユニバーシティーFCタイDiv2)、一柳夢吾選手(元東京V・現スコータイFC タイDiv2)、橋本早十選手(元大宮アルディージャ・現チョンブリFC タイプレミアリーグ)他