試合前にミーティングをする成立学園イレブン

 令和3年度全国高校総体(インターハイ)東京予選の2次トーナメント2回戦計2試合があす30日に行われる。

 30日のカードは日大三成立学園大成関東一の2試合となっているが、各試合の見どころを紹介する。

 日大三対成立学園は、地力に勝る成立学園がやや有利か。成立学園は1次トーナメント2回戦でゴールを挙げたFW吉長由翔、FW斎木大和らの攻撃陣は運動量も豊富。ボールをしっかる動かしながらフィニッシュへとつなぐ成立らしいサッカーができるかがカギ。一方の日大三は1次トーナメント1回戦の都立東久留米総合戦に勝利して勢いに乗っている。守備からのカウンターに勝機を生み出したい。

 T1リーグに所属するチーム同士、大成対関東一は屈指の好カードだ。大成はバーンズ・アントン&永田陸という強力なGKを揃えつつ、個で打開できるエースFW原輝斗もいるなど攻守にバランスの取れたチームだ。対する関東一も昨年度の選手権出場チームだけに地力は充分。攻撃の起点となる関東一MF肥田野蓮治は、アタッカーを活かしながら自らも攻められるグッドプレーヤー。爆発力のある攻撃陣に加え、控え選手の層が厚い点もストロングポイントだ。

▽令和3年度全国高校総体(インターハイ)東京予選
令和3年度全国高校総体(インターハイ)東京予選