FKを直接沈める興國・FW永長鷹虎

 高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関西の第7節2日目の4試合が6月27日に各会場で行われた。

 インターハイ大阪予選で優勝した2位阪南大高とJ1川崎フロンターレ内定の永長鷹虎擁する5位興國の一戦は、大阪王者を相手に興國が終始試合を支配。11分、向井颯が左サイドを突破しチャンスメイクすると、最後は福田凌がゴールに蹴り込み先制。31分にFKから菊川泰河にヘディングシュートを決められ追いつかれるも81分、この試合何度もドリブル突破をみせていた永長鷹虎が自ら獲得したFKを直接沈めて勝負あり。興國が2-1で勝利し、2試合未消化ながら3位に浮上した。

 無敗のまま首位を快走している履正社金光大阪と対戦。前半終了間際に廣野大河のゴールで先制した履正社は、後半にも竹腰智也と那須大雅が追加点を決め3-0で勝利。首位を維持し無敗も継続した。

 大阪桐蔭大阪産大附の試合は、大阪産大附が16分に島田賢斗のゴールで先制。更に前半アディショナルタイムに清水亮太が追加点を決め2-0で勝利した。インターハイ大阪予選準優勝校を破った大阪産大附はこれが今季初勝利。勝ち点3を加えて8位に浮上した。

 三田学園がホームに初芝橋本を迎えた一戦は、三田学園が29分に長野壮のゴールで先制。初芝橋本も38分に直真輝のゴールで追いつく。試合終盤の85分、長野壮がこの日2ゴール目となる決勝点を決めた三田学園が2-1で勝利した。勝利した三田学園はこれで3勝2敗とし6位に浮上した。対して初芝橋本は7試合を消化して未だ未勝利となっている。

【第7節2日目試合結果】
三田学園 2-1 初芝橋本
興國 2-1 阪南大高
金光大阪 0-3 履正社
大阪桐蔭 0-2 大阪産大附

▽高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関西
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