ゴールを決めて喜ぶ履正社イレブン

　10チームが参加し、ホーム＆アウェイ方式による2回戦総当たり戦を行う高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関西の第8節2日目が7月4日に行われた。

　4位東海大仰星(大阪)がホームに2位阪南大高(大阪)を迎えた一戦は両者譲らずスコアレスドロー。勝ち点1を分け合った。6位三田学園(兵庫)は5位大阪桐蔭(大阪)とホームで対戦。2連勝中の三田学園だったが、試合終盤81分に大阪桐蔭FW高垣佑椰に先制点を許すと、90+3分には藤澤壮汰にダメ押しゴールを決められ敗戦。勝った大阪桐蔭はこれで3位に浮上した。

　前節初勝利をあげた8位大阪産大附(大阪)は7位京都橘(京都)と対戦。大阪産大附はスコアレスで向かえた86分に島田賢斗がゴールを決めて先制すると、試合終了間際にも追加点を決め2-0で勝利。この結果、大阪産大附は7位に浮上し、敗れた京都橘は8位に順位を下げた。

　無敗で首位を走る履正社(大阪)は前節阪南大高を破り勢いに乗る3位興國(大阪)と対戦。試合は17分にJ1川崎F内定興國FW永長鷹虎がPKを獲得すると、これを自ら沈めて先制。対する履正社も34分、浮き球のスルーパスに中央を抜け出した髙橋陸がゴール右隅にインサイドで流し込みゴールを決める。同点に追い付いた履正社は87分、エースFW廣野大河が左サイドから抜け出し浮き球でGKをかわすと、そのまま無人のゴールに流し込みゴール。逆転した履正社が2-1で興國を下し4連勝を飾った。これで勝ち点を20に伸ばした首位履正社は無敗をキープし2位阪南大高に勝ち点7差をつけた。

※未消化の試合がある為、表示の順位は暫定になります

【第8節2日目試合結果】
東海大仰星 0-0 阪南大高
三田学園 0-2 大阪桐蔭
大阪産大附 2-0 京都橘
履正社 2-1 興國