劇的な逆転勝利をあげた東海大仰星11番MF松名大輝

　10チームが参加し、ホーム＆アウェイ方式による2回戦総当たり戦を行う高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関西の第9節1日目が7月10日に行われた。

　8位京都橘(京都)はホームで2位阪南大高(大阪)と対戦。前半FW鈴木章斗のゴールで阪南大高に先制された京都橘だったが、後半にFW木原励の2ゴール逆転。一度は同点に追い付かれるも試合終盤の89分には前山仁が90+5分には奥村真弘がゴールを決め阪南大高を突き放し4-2で勝利した。京都橘は勝ち点10に伸ばし暫定ながら6位に浮上した。

　8戦負けなしで首位を走る履正社(大阪)と4位東海大仰星(大阪)の一戦は、履正社が前半SB西坂斗和のクロスボールが直接ゴールに吸い込まれ幸先よく先制。後半反撃に出た東海大仰星はMF小和田勝也のゴールで同点に追い付くと95分、スローインからのフリックにキャプテンMF松名大輝が飛び込みヘディングでゴールを決めた。東海大仰星がラストワンプレーで劇的な逆転勝利を手にし、勝ち点3を加えて暫定2位に浮上した。

※未消化の試合がある為、表示の順位は暫定になります

【第9節1日目試合結果】
京都橘 4-2 阪南大高
履正社 1-2 東海大仰星