8月15日、令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の大会2日日、1回戦で9大会連続29回目の出場となる星稜(石川)と、初出場の山辺(奈良)の一戦が行われた。

 試合が開始されると、お互い静かな立ち上がりで試合に入る。前半は落ち着いた展開に終始すると両チームとも守備を崩せず、お互いがシュートを打てずに終了する。

 後半に入ってもなかなかチャンスを作ることができない両チーム。このままPK戦に突入かと思われた後半のアディショナルタイム、星稜はCKのチャンスを得ると、キッカーのMF前田一勇が中央に放り込んだクロスにキャプテンのDF中村実月が反応。左足で押し込むとボールはネットを揺らし、ついに星稜が1点を奪う。

 試合はそのまま終了のホイッスルが吹かれ星稜が1-0で勝利。山辺は惜しくも勝利ならず、星稜は2回戦で札幌大谷(北海道2)と対戦することが決まった。

▽令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)