準々決勝の東山戦で先制ゴールを挙げた青森山田MF松木玖生

 令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大会5日目は、準々決勝の4試合が行われた。

 注目の大津(熊本)対静岡学園(静岡)の一戦は、静岡学園が前半34分、MF古川陽介からのクロスにFW持山匡佑がヘッドで合わせ先制。その1点を守り切り、静岡学園が大津との優勝候補対決を制した。

 星稜(石川)対岡山学芸館(岡山)の試合は、前半31分、オウンゴールにより星稜が先制すると、試合終了間際にも星稜が追加点を挙げる。その後、岡山学芸館に1点を返されるも星稜が2-1で逃げ切り4強入りを決めた。

 米子北(鳥取)対神村学園(鹿児島)は、MF木村愛斗の2発で前半に2点を先取した米子北が後半にも1点を追加。49分にエースFW福田師王にゴールを許すも、そのまま逃げ切り3-1で勝利し準々決勝を突破した。

 また、3戦19得点無失点の青森山田(青森)は、東山(京都)と激突。14分にMF松木玖生のPKで先制した青森山田はその後も得点を重ねリードを5点とする。その後、東山MF李隆志とMF阪田澪哉にゴールを許し2点を返されるも5-2で勝利。準決勝へと進出した。

 なお21日に行われる予定の準決勝は星稜対米子北、青森山田対静岡学園となっている。

【準々決勝第1試合結果】
岡山学芸館 1-2 星稜
静岡学園 1-0 大津

【準々決勝第2試合結果】
神村学園 1-3 米子北
東山 2-5 青森山田

▽令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和3年度全国高校サッカーインターハイ(総体)