大阪桐蔭に3-0で完勝した履正社
10チームが参加し、ホーム&アウェイ方式による2回戦総当たり戦を行う高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関西の第12節5試合が9月11日に行われた。
首位を走る履正社(大阪)はJ-GREEN堺で4位大阪桐蔭(大阪)と対戦。履正社は13分に右CKから寺田侑平が決めて先制すると、23分にも右CKからこぼれ球を拾ったエースFW廣野大河がゴール。更に33分、裏に抜け出したFW宮路峻輔が追加点を決め、前半だけで3-0とリードを広げると、後半もそのまま大阪桐蔭を寄せ付けず完封。勝利した履正社が首位をがっちりキープした。
2位の興國(大阪)はJ-GREEN堺で5位東海大仰星(大阪)と対戦。前半からアグレッシブに前からの守備を徹底した東海大仰星が押し込む展開。前半決定機を逃していた東海大仰星は52分、こぼれ球にMF岩井遼斗がダイレクトで振り抜き豪快にゴールネットに突き刺し先制。追い付きたい興國は川崎F内定のMF永長鷹虎が2連続でPKを獲得し、どちらも自ら決めて逆転。試合をひっくり返されてしまった東海大仰星は82分、PA内で間接FKを獲得すると、これをキャプテンのMF松名大輝が決めて同点。試合はこのまま2-2で引き分けとなり勝ち点1を分け合った。
8位の三田学園(兵庫)がホーム三木総合防災公園第2陸上競技場に3位阪南大高(大阪)を迎えた一戦は、湘南ベルマーレ内定のエースFW鈴木章斗が2ゴールをあげた阪南大高が2-0で勝利。これで阪南大高は2位に浮上した。6位の京都橘(京都)がホームYANAGI FIELDに9位金光大阪(大阪)を迎えた一戦は、終盤に芳賀海斗が決勝点を決めた京都橘が1-0で勝利。もう一試合、J-GREEN堺で行われた大阪産大附(大阪)対初芝橋本(和歌山)は両チーム得点を奪えず0-0の引き分けとなった。
※未消化の試合がある為、表示の順位は暫定になります
【第12節試合結果】
三田学園 0-2 阪南大高
大阪産大附 0-0 初芝橋本
興國 2-2 東海大仰星
大阪桐蔭 0-3 履正社
京都橘 1-0 金光大阪
▽高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関西
高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関西