9月29日、10チームが参加し、ホーム＆アウェイ方式による2回戦総当たり戦を行う高円宮杯 JFA U−18サッカープリンスリーグ2021関西の第11節、順延試合2試合がJ-GREEN堺で行われた。

　7戦無敗でこれに勝てば暫定首位に浮上する3位興國(大阪)と金光大阪(大阪)の試合は、23分に金光大阪がCKからFW小松勇輝クワァベナのゴールで先制。興國が37分にU-16日本代表候補のMF宮原勇太(1年)の2戦連発弾で同点に追い付くも、金光大阪が40分にFW小松がこの日2点目を決めて勝ち越し。このまま逃げ切った金光大阪が今季3勝目を挙げて8位に浮上した。興國は勝ち点を伸ばせず痛い足踏み。得点ランキングトップのエースMF永長鷹虎がこの日は不発で連続ゴールも8戦連発で途絶えることになった。

　6戦無敗と好調の4位東海大仰星(大阪)は三田学園(兵庫)と対戦し5分にMF玉山樹のゴールで幸先よく先制すると、40分には安藤宗がゴールを決めて2点目。後半にも79分にキャプテンのMF松名大輝が3点目を決め、86分に中本昇がダメ押しの4点目。東海大仰星が三田学園に4-0と完封勝利し、7戦無敗で勝ち点を25に伸ばし首位に勝ち点3差に迫った。

【第11節順延試合結果】
興國 1-2 金光大阪
東海大仰星 4-0 三田学園