正智深谷・小島時和監督

 4月27日、令和4年関東高校サッカー大会埼玉予選の準決勝が開催され、正智深谷武蔵越生の一戦が行われた。試合は正智深谷が2-0で武蔵越生を下し、決勝進出を決めるとともに関東大会の出場切符を手にした。

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 この日のゲームに2-0で勝利し、関東大会の切符を手に入れた正智深谷の小島時和監督は試合後「我々としてはまだまだという試合。ダメな時はしっかり守備をして、来たチャンスをモノにすれば勝てる。最悪取れなくても切れるなという話をした。うまくこぼれ球を(DF岩崎佑槻が)いいシュート決めてくれた」とコメント。

 武蔵越生とはS1リーグで対戦したばかりだが、「相手が3トップでやってくることは分かったので、それに対して、“こうしていこう”ということは徹底した。ただ、組織としての動きがまだまだ。最後も消極的になって下げ過ぎだと思ったし、3トップが怖いから、ディフェンスラインもいつものようにコンパクトにできなかったり、そういうところがあった」と振り返った。

 DF岩崎のゴールについては「ヘディングも強いし責任感も出てきた。昨日あたりの練習では力が入ってドカンドカンとボールをふかしていたので、『シュートはパワーじゃないぞ』という話をした。PK練習も全然入らなくて、本人は『ダメだ〜』などと言っていたので『決まるまで蹴っていけ』ということで練習して。(今日の)シュートは力が入っていたがよく入ったのと、PKも昨日あれだけ外していながら、よく出てくるなと。まあみんなで決めたことだと思うが、落ち着いて決めてくれた。そこは生徒を信じるしかないので。そういう意味では活躍してくれたなと思う」と語った。

▽令和4年関東高校サッカー大会埼玉予選
令和4年関東高校サッカー大会埼玉予選