金沢浄さんは昨春から狭山ヶ丘のコーチに(写真=河野正)

 今春、196センチの大型GK若林学歩をJ2大宮アルディージャに送り出した狭山ヶ丘は、6月の全国高校総体(インターハイ)埼玉予選でベスト8入りするなど、県内では長らく中堅校として知られるチームだ。

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 西澤正仁監督とは狭山ヶ丘、亜細亜大の先輩に当たり、コンサドーレ札幌などで活躍した黄川田賢司さんが2019年度までコーチだったこともある。昨春からは武南出身で、ジュビロ磐田やFC東京の名選手だった金沢浄さんがコーチに就任し、悲願の全国大会出場に向けて力を注いでいる。

 金沢さんは13年限りでの引退を決めていたが、J2ザスパクサツ群馬からオファーを受け、1年だけ現役を続行。第2の人生に指導者を選び、引退前の14年には地元の埼玉県入間市でJO FUTSAL BASE入間とJOLTIVA Jr.Youthを立ち上げた。群馬に在籍した1年間、ジュニアユースの指揮は知人に任せたが、引退した15年からはフットサル場でのスクールと中学生年代の指導を本格的にスタートさせた。

 狭山ヶ丘高の所在地は狭山市と勘違いされがちだが、金沢さんの故郷である入間市にある。1学年下の西澤監督とは引退後に懇意になり、ジュニアユースチームの試合や練習で、同校のグラウンドをたびたび借用する間柄になった。

 一昨年、狭山ヶ丘のコーチが足りなくなったことを人づてに聞いた上、西澤監督からも誰か紹介してほしいと依頼され、金沢さんが引き受けることになり昨年1月から通い始め、4月に正式に就任した。

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