選手権予選決勝トーナメント進出を決めた渋谷幕張イレブン(写真=多田哲平)

 まさに文武両道だ。

 渋谷幕張は9月11日、第101回全国高校サッカー選手権千葉予選の2次トーナメントブロック決勝で船橋法典を下して決勝トーナメント進出を決めた。

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 開始3分の先制点を機に4-0の快勝。宗像マルコス望監督は選手たちを称える。

 「学校では文化祭の時期でしたが、上手く気持ちを切り替えてやってくれました。うちは人工芝なので土のグラウンドには慣れていないけど、走れたらなんとかなると思っていた。選手たちはやりづらかったはずですが、全員がよく走ってくれました」

 夏休みには選手権予選に向けてかなり走り込んできたとマルコス監督は明かす。

 それは受験を控える3年生もだ。全国有数の進学校と知られる渋谷幕張だが、選手たちはみな3年生の選手権まで戦い切る。

 「みんなね、最後まで辞めないんです。それは勉強とサッカーを両立する先輩を見てきているから。もう伝統なんですよ。うちの学校はサッカー部が一番進学率が良くて、サッカー部に入るからには勉強をしなければダメなんだと。すごく良い伝統になっていますね」

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▽第101回全国高校サッカー選手権千葉予選
第101回全国高校サッカー選手権千葉予選