渋谷幕張のDF大野玄(写真=多田哲平)

 全国屈指の名門進学校である渋谷幕張。そのサッカー部は競合ひしめく千葉県2部リーグを戦い、まさに文武両道を体現する。

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 そんな渋谷幕張サッカー部の守備の要を担うDF大野玄(3年)は、日々トレーニングに励みながら学業をこなしている。サッカーをやっているからこそ勉強に活きることや、両立するための工夫を話してもらった。

――勉強と部活以外のことをやる時間はありますか?

 あまりないです。でも、たまにプレミアリーグの試合を見たりします。

――1試合観るのに2時間弱はかかりますが、どう捻出しているのですか?

 睡眠時間や勉強の時間を削っています。毎日やってはいけないですけど、たまには息抜きになるのでいいかなと。

――得意な科目はなんですか?

 物理が好きです。定理や定義など基本的なところをしっかり押さえられていると、易しい問題から難しい問題まで解ける。応用の幅が効くじゃないですか。基礎を大切にする部分が好きなんですよね。

――サッカーでも基礎を大切にする性格ですか。

 んー、どうだろう。

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