ーーまずは、試合を振り返っていかがでしょうか?
前半は、前線からのプレスがうまくハマなかったこともあり、自分たちのミスをきっかけに自滅し、慌ててしまうような場面がありました。このような形で相手にボールを奪われてしまうと、なかなか良い形を作ることが出来ない。勝つことはできましたが、良い内容の試合ではなかったと思うので、今後に向けた課題にしていきたいと思います。
もう少しゴール前に迫る回数を増やせれば、楽な試合展開で進めることができたと思うので、その辺りを今後の課題にしていきたいです。今日の試合では、交代した2年の阿部選手が、見事に決勝ゴールを決めてくれました。2年生の成長が、チーム内での刺激となり。良い競争が生んでいるように感じています。
ーー後半22分にあげた得点を守り切っての勝利でした。選手たちには、どのような指示を出しましたか?
後半は、「もっと、相手の裏に侵入していくように」と伝えて、選手たちを送り出しました。狙い通りに裏が取れるようになってくると、ゴール前でプレーする機会も増え、相手の攻撃の芽も摘み取ることが出来たかなと思います。
この試合の決勝点になったCKからの流れは、普段から練習していたパターンがそのままハマってくれました。得点を奪った後には、選手たちのプレーにも少し落ち着きが見られるようになった感覚があります。
ーー3回戦は、強豪の帝京との対戦です。
次はガッツリ四つには組めない 1週間頑張りたい。
今年のうちのチームは、長身の選手やスピードなどのセールスポイントを持つ選手が、そこまで多いわけではありませんが、その中で積極的なプレスをかけて、なんとか自分たちの有利な展開に持ち込めるように試合に向けてじっくり準備していきたいです。強豪との対戦ですが、一生懸命に試合をやって、観ている方の心にも響くようなサッカーをしていけたら良いなと思います。
(文・写真=白鳥純一)
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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
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