成立学園は17年ぶりの選手権出場を決めた(写真=矢島公彦)
成立学園は11月12日、第101回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選Aブロック決勝で国士舘に2-1で勝利を収め、17年ぶり3回目の選手権出場を決めた。
山本健二監督は「17年ぶりの全国ということで、少しほっとしています。本当に嬉しいです」と表情を緩める。
試合前に指揮官は、選手たちにこう伝えたという。
『全国に出て強豪と戦おう。全国にはどういう相手がいて、どう戦ってくるかを肌で感じて、それをさらに自分たちのプラスにしてほしい』
「私自身も韮崎高時代に3年間連続で選手権に行きましたが、やはり強豪と対戦する経験は全国に出ないとできないし、その価値は分からない。だから今朝のミーティングでそういう話をしたんです」
選手たちは指揮官の言葉に気持ちを高め、躍動した。リズムよくボールを回しながら試合の主導権を握り勝ち切った。
▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選