國學院久我山は実践学園を下して3年ぶりの選手権出場を決めた(写真=矢島公彦)
攻守に充実するチームは3年ぶりの選手権の舞台で、その実力を発揮できるか。
檜舞台に向けて指揮官は冷静だ。
「まずは1回リフレッシュ。選手にはオンとオフを上手くコントロールできるようになってほしい。美味しいものを食べる時は食べる。で、またグッと集中を高める時は集中する。そういう選手にならないと社会に出た時に一流になれないでしょ。久我山としては社会に出てからサッカーだけでなく、一流のポジションに立ってほしいと思うから。
いまさらあと1か月で急に上手くなるということはないので、いかに心と体のコンディションを整えるか。だからまずリフレッシュですね」
あとは心身ともに最善の準備をして、開幕を待つだけ。
「本人たちが優勝と言うからね。私も優勝ということにしておきます」
李監督は全国での躍進を誓った。
(文=多田哲平、写真=矢島公彦、多田哲平)
▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選