武南は県内2冠を達成(写真=多田哲平)

 名門に確かな復活の兆しがうかがえる。

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 武南は4月30日、令和5年度関東高校サッカー大会で優勝を果たした。埼玉平成との決勝は延長戦に及ぶ接戦となったが、1-1で迎えた延長後半に2点を奪い3-1で勝ち越し。関東大会の第1代表の座と、令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)に続く今年県内2冠目を手にした。

 新たに人工芝の練習拠点「BUNANフットボールフィールド」も完成した今季、ますます発展の一途を辿りそうな予感が漂う。

 2冠を勝ち取れた要因は「平常心」と「判断力」。内野慎一郎監督はその重要性を説く。

 「日頃から選手にああだこうだ言わないでトレーニングをしているつもりです。気性を荒げて怒ったり、逆に何もしなかったりとか、そういう波を作らない。一定のリズムで試合をするためには 普段通りにやることが一番大切なこと。いつもの雰囲気で、舞い上がらないように。そこが1番なんじゃないかなと」

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▽令和5年度関東高校サッカー大会埼玉予選
令和5年度関東高校サッカー大会埼玉予選