選手たちはそれぞれが持ち味をアピール
この日、視察に訪れたのはグレイスランド大学のザック・ニュートン準監督、ノースカロライナ大学シャーロット校のジョシュア・シャーマー分析担当スタッフ。さらにフィリピンのセブ島を本拠地に置くセブFCのオーナーも来日し、日本の高校生プレーヤーのプレーをチェックした。
まず行われたのはオリエンテーション。4つのチームに振り分けられた選手たちはポジションを決めながら自己紹介をし合い、親交を深めた。また選手たちは、アメリカ留学をテーマにした動画や視察に訪れたスタッフたちの挨拶に真剣に目と耳を傾けた。
その後ピッチに入ると、ウォーミングアップを経て、いよいよゲームへ。6チームによって20分×10本が行われた試合では、各選手が各々のパフォーマンスを見せつけ、アピールに努めた。どの選手も強豪校に在籍するとあって、テクニックは見事。この日集まった他のチームの選手たちの特徴を掴み、すぐにチームとして機能するあたりもさすがだった。
ゲーム後は各チームごとに集められ、グレイスランド大学のザック・ニュートン準監督から感想が述べられ、質疑応答の時間も設けられた。そして、なかには仮オファーという形で直接名刺を渡される選手もいた。
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