神戸高校の横断幕(写真=会田健司)

 6月11日、令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選の3位決定戦が三木総合防災公園陸上競技場で行われ、神戸高は滝川第二に惜しくも1-2で逆転負けを喫し、4位で大会を終えた。

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 今大会の神戸高は2回戦から5試合を勝ち抜き準決勝に進出。5回戦では蒼開に、準々決勝では三田松聖に、共にPK戦までもつれながら粘り強く競り勝っての4強入り。準決勝では優勝した神戸弘陵を相手に前半を終わって1-1と善戦。3位決定戦でも滝川第二から先制点をもぎ取り、爪痕を残した。

 選手権では25回の全国出場を誇る神戸高。しかし、1976年(第55回大会)を最後に全国大会からは遠ざかっている。「うちは全国大会に25回出場しています。兵庫県ではまだ一番多いと思います。総体は僕の一つ下の学年が行ったのが最後で、選手権は僕の代が最後に全国に出た代なんです」と、その55回大会の世代でもあるOBの林啓太監督が現チームの指揮を執っている。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選