得点を喜ぶ聖望学園の選手たち
聖望学園は6日後に控えた参入戦に備え、ほぼベストの顔触れが先発に並んだ。浦和南は新チームの編成をにらみ、先発の11人とも2年生で3年生は5人がベンチ入りしただけだった。
攻守の大黒柱であるボランチ小山晃也(3年)がハットトリックを達成するなど、聖望学園が結成間もない相手を圧倒した。
前半16分に相手のハンドで獲得したPKを小山が沈めて先制すると、32分にはボランチ遠藤浬(3年)が角度のない左サイドから蹴り込んだ。38分と41分の得点は、いずれもFW太仲貴哉(3年)のパスからMF田中翼(2年)が決めたものだ。小山は後半3分にPKを、30分に右CKから頭でねじ込んで公式戦初の3得点を記録。浦和南には2本のシュートしか打たせず無失点で完勝した。