関西学院DF4岩岸幸楽(3年)
新人戦、インターハイ、選手権と今年は一発勝負の舞台で結果が出ず、悔しい経験の方が多かった。「最後ぐらいは絶対に勝とうと。みんな足に疲労もたまっていたんですけど、やっぱりこれで最後ってところで気持ちも凄い出て、そのおかげでみんな走れたし戦えたと思います」。その悔しさを経験してきたからこそ、ここで負けるわけにはいかないと、最後まで走り、最後まで戦えた。
1年生から出場機会を掴んだ岩岸。最後の公式戦を終え「凄い恵まれた環境でやらせてもらっていた。キャプテンという責任のあるポジションもやらせていただいて、岡本監督にも凄く感謝していますし、このチームメイトと3年間やってこれたことを嬉しく思っています」と3年間を振り返った。
「プリンス昇格したからといって満足するんじゃなくて、もう一個上のレベルを目指して欲しいし、関西のレベルを肌で感じて、僕たちができなかったトーナメントで勝つチームというのを作っていってほしい」
最後にプリンス昇格という置き土産を残したキャプテンが後輩たちに後を託した。
(文・写真=会田健司)
▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2024プリンスリーグ関西 プレーオフ(参入戦)
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