MF久保恵音

　帝京は昨年、2大会ぶり34度目のインターハイに出場し、第103回全国高校選手権でも15大会ぶり35度目の帰陣を果たした。“カナリア軍団”復活ののろしを上げたのだが、久保は夏も冬も本大会の登録メンバーから漏れた。

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　「去年はトップチームに帯同してもベンチに控えるだけとか、T2リーグの試合でプレーしていました。いやあ悔しかったですね。めちゃくちゃ悔しかった。新チームになったら今度こそ、必ずトップチームでやってやろう、活躍してやろうってことだけを考えていました」

　横山杯で同じピッチに立ったMF杉岡侑樹は、全国高校選手権ではトップ下で2試合に先発し1得点。FW宮本周征は3試合とも途中出場ながら2点を挙げ、うち京都橘との開幕戦では決勝ゴールをものにした。ふたりとも同学年だ。

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