
帝京の10番を背負うMF久保恵音
1年生の頃から次代の中心選手として期待されながら、この1年半余りトップチームでの出場機会がほとんどなかった帝京のMF久保恵音(3年)が、新チームになってレギュラーの座をつかんだ。名門校の10番を背負う人材は「去年に続いてインターハイと選手権に出場するため、チームの勝利に貢献したい」と中核としての自覚を口にした。
帝京は2023年12月末にあった横山杯第24回全国ユース招待大会で、桐光学園を破って優勝。この約1カ月半前には、第102回全国高校選手権東京A予選準決勝で敗れたため、新チームの大半の主力が出場していた。背番号10を付けた久保は、左の2列目で軽やかなドリブルと非凡な技術を披露し、外からの鋭い突破で好機を演出。新チームでは攻撃の要人として躍動するものと思われた。
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 関東1部
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