捲土重来を誓うそういう思いや闘争心が今季につながっているのだろう。
基本は4-2-3-1の左MFで、ワイドに張ってボールを預かると、スピード豊かな持ち運びで外を崩しにかかる。攻撃のテンポが悪いと見るや、中央や右に移動し流れを変える動きをする。「藤倉(寛)監督からもサイドだけでなく、中に入ってパスをもらいチャンスをつくるよう言われています」と説明。
今年の目標はインターハイと全国高校選手権に出場し、10得点・10アシスト以上を記録することだ。それがチームの優勝にも直結すると考える。
久保はこのハイレベルな数字をクリアするため、「シュートまで持っていく時の、ドリブルの最後の仕掛けにもっと磨きを掛けたい」と自分に言い聞かせ、あえて高い数値をノルマに課した。
(文・写真=河野正)
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 関東1部
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