
青森山田を倒し悲願の初優勝を果たした野辺地西の三上監督(写真=会田健司)
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選の決勝が6月2日にプライフーズスタジアムで開催され、野辺地西が24連覇中の青森山田を1-1(PK:6-5)で破り優勝を飾った。
悲願の初優勝。選手たちから胴上げされ、水をかけられビショビショになった三上晃監督は「僕は何もしていないので、優秀なコーチ陣、トレーナー、栄養を管理しているスタッフ、みんなで積み上げてきたものが今出て、結果に繋がって非常に良かったなと思います」と寒さに震えながら喜びの言葉を口にした。
さらに「ヘッドコーチもOBですし、悲願を果たせないまま卒業して今はコーチとして頑張ってくれていて。他のスタッフもずっと打倒青森山田を掲げながら、青森で1位を取りたいとやってきて、それが叶ったので安心というか、なんとも感無量です」と続けた。
その後も現在のチームだけではなく、自身が野辺地西に来てから20年以上の間一緒に戦った選手たちやその保護者、チームを支えて来てくれた関係者たちに感謝の言葉を何度も口にした指揮官。
「自分というよりもそういう人たちにようやく優勝を届けられたのが嬉しい」
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選