
市立長野を率いる天野達也監督
この日は、市立長野は相手を上回るシュート数を放ちながらも、ゴールを奪い切れなかった。
「最後の決める部分が課題です。リーグ戦でも決めきれずに負けてしまう試合がありました。もっとシビアに求めなければいけなかったと感じています。そこは私自身の反省点です」と指揮官は自省した。さらに、「本当にサッカーはボールを握っているだけでは勝てない。ゴールを奪う、ゴールを守る。その本質をもっと突き詰めていかないといけない。都市大さんは守備の部分で非常に上手かった。今後は組織だけでなく、個の育成をより強化していきたい」と続けた。
「しっかりと主導権を握るためにプレーの準備をして、勇気を持ってボールに関わるところがうちの特徴です」と天野監督が話す通り市立長野のサッカーのスタイルは従来通りだ。この試合でもボールを保持しながらテンポ良く展開し、特に右サイドのMF22清水勇咲とDF4永泉瑠大のコンビネーションが攻撃の軸となった。
▽第104回全国高校サッカー選手権長野予選
第104回全国高校サッカー選手権長野予選

