一方、多摩大目黒の スターティングイレブンはGK1平野豪太(2年)。3バックは右から13武田悠生(3年)、3川畑暖世(3年)、5高橋正陽(3年)。中盤はアンカーの位置に6木伏彰陽(3年)が入り、その前に8長井春磨(3年)と9武山悠哉(3年)、ウイングバックの右は7中野颯介(3年)、左が14関優(3年)。2トップは父がジャマイカ人の185センチ大型FW・キャプテンも務める10ヘンリー公太(3年)と18今泉颯太(3年)が組んだ。
12,000以上の大観衆を飲み込んだ試合の前半はまさに「一進一退」。早稲田実業がアンカーの7野川も加わってのボール回収からカウンターとクロスで多摩大目黒のゴールを脅かせば、多摩大目黒も高さと強さ、スピードを兼ね備えるFW10ヘンリーを起点に3川畑のロングスローも交えながら早稲田実業の堅守を崩しにいくことに。攻撃では数度の決定機は迎えつつ、守備ではペナルティーエリア内での粘りが光った両校はスコアレスで後半を迎えることになった。
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▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選