決まった瞬間、ユニホームを脱いで喜びを爆発させた長だが、記者とのやり取りが始まるといつものように物静かな語り口で得点シーンを説明した。
「今日の試合はあまり左足が当たらなかったので、強いシュートよりコースを狙ったシュートを意識し、流し込む感じで打ったら入ってくれました。めちゃくちゃうれしい」
浦和学院戦では豪快な右足シュートで最初の同点弾を突き刺した。3試合でチームの危機を救う2得点。指揮官の言葉通り、背番号7はまったくもって特別な選手だ。
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▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選