
成徳大深谷イレブン
参入戦1回戦で顔を合わせる常磐のレギュラーで、GK佐藤寛太とMF大島基誠(ともに3年)は、中学時代に所属したクマガヤSCのチームメートだ。頓宮は「やり合いになると思うが、絶対に負けたくない。対戦が楽しみです」と早くも初戦を待ちわびていた。
東京成徳大深谷はセカンドチームもS3を13勝5分け無敗という、ぶっちぎりの優勝を果たして来季のS2昇格を決めた。
為谷監督は「セカンドチームも頑張ってくれましたから、参入戦を何とか勝ち上がって来年はプリンスリーグで戦いたいですね」と決意を示し、表情を引き締めた。
1996年創部の東京成徳大深谷は、2013年にS2Bリーグを制してS1初昇格。これまで1度も降格したことがなく、昨季は7勝4分け7敗の5位で、過去の最高成績は18年の3位だった。
今季の埼玉県公式戦は新人大会が8強で、関東高校大会予選は7年ぶり2度目の優勝。全国高校総体と全国高校選手権の両予選ではいずれもベスト4入りした。
(文・写真=河野正)

