前半15分、右ウイングバック稲垣純(3年)が鋭い右クロスをゴール前に届けた。ファーサイドから中央に移動した樋口が、粘ってボールに食らいついて右足シュート。無常にも主将のCB伊藤隆寛(3年)の体に当たってコースが変わり、守護神の小野寺も見送るしかなかった。ボールはゴール右に吸い込まれていった。
昌平は前半31分、山口のパスを受けた立野が右からシュート。34分には左SB古川雄規(2年)が、立野に見事なスルーパスを送ったが、わずかに相手GKに先んじられてしまった。アディショナルタイムには山口がヘディングシュートを放ったが、右に外れて前半を0-1で折り返した。
昌平は後半7分から攻撃的MFのポジションを変更。長がトップ下に入り、山口が右2列目、飯島が左の2列目にそれぞれ移動。長は「マンツーマンで張り付かれていたので、真ん中に移ったんですが、そこも人がたくさんいてうまくいかなかった。もっとボールを受けられれば、いい攻撃もできたと思う」と話し、いつもの攻撃サッカーが不発に終わったことに首をかしげた。
第104回全国高校サッカー選手権

