主将でトップ下の花城瑛汰(3年)は、この試合とインターハイ3回戦を通じて見えた課題について「最後の質の部分に尽きます。このパスを通したら得点につながる、このシュートを決めれば勝てる、といった質が足りませんでした」とすぐに答えた。エースの伏原も全く同じことを言ったのだから、チーム全体で宿題を共有していることが分かる。

 「最後の質です。ゴールで終わらないことには勝てないので、そこはもっと質を高めていきたい。最後まで走り、追い掛ける強度も上げたいし、サッカーだけでなく日常生活もしっかりやって全国選手権での連覇を目指したい」

 今年の部員数は79人で、強豪私学としては少ない。もっとも入部できるのは1学年30人の特待生に限られ、全国中学校大会を3度制している神村学園中から20人、外からの入部が10ほどなのだ。

 伏原が日常生活について言及したが、それは指揮官の指導方針のひとつでもある。チームづくりで大事にしている点を尋ねると「応援してもらえるようなチームであってほしい。選手である前にリスペクトを欠かない、きちんとした人でなければいけません」と教育者としてあるべき考えを示した。

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