会見に臨む川崎フロンターレ鬼木達監督
12日に開催される「FUJIFILM SUPER CUP 2022」に出場し、浦和レッズと対戦する川崎フロンターレの鬼木達監督が前日会見を行った。
鬼木監督はインタビューで「まず2022年のJリーグとしては最初のゲームになるので、それに相応しいゲームをしたいと思う。サッカーファンを魅了できるような、お互いが激しくぶつかり合うそんなゲームができればいいなと思っている」とコメント。
リーグ30年目を迎える最初の公式戦としてどういうところに重きを置くかについて聞かれると「Jリーグの開幕まではまだ少し時間があるが、その前に自分たちが持っている力を試すことができる場だと思っている。今どれだけのプレーができるのかを全力で取り組むように、そこは伝えたいと思っている」と話し、新チームの状態を踏まえ、浦和レッズにはどのように対するかという問いには「まだまだという部分もあれば、積み上げてきたいいものもある。どちらが多く出るかはわからないが、自分たちが100%の気持ちと体を持って戦いたい。それに尽きると思う」と答えた。
昨シーズン4度対戦しているが、この一戦のポイントはどんなところだと捉えているか聞かれると「やるからには勝負にこだわりたい。相手うんぬんもあるが、まずは自分たちの現在地を知ることが大事だと思っているので、やってきたことを前面に出すということ、順番としてはそれがいちばんかなと思う」と語った。
北海道コンサドーレ札幌から移籍のチャナティップ選手の起用について触れられると「詳しくは言えないが(笑)、最終調整の具合かなと思っている」と話すにとどめた。