会見に臨む川崎フロンターレMF脇坂泰斗

 12日に開催される「FUJIFILM SUPER CUP 2022」に出場し、浦和レッズと対戦する川崎フロンターレのMF脇坂泰斗が会見を行った。

 MF脇坂泰斗はインタビューで「今年もFUJIFILM SUPER CUPに出場させていただくことができて非常にうれしく思っている。今シーズンのスタートにふさわしいようなゲームができるように全力を尽くしたい」とコメント。

 今シーズン14番を着けて戦うことに関しては「番号ももちろんだが、まずはチームとしての完成度やシーズンに賭ける思いなどを見て欲しい。個人としては得点やアシストだったり、数字の部分でチームに貢献するところを見てもらいたい」と話し、14番という番号については「ユニフォームを着る前から緊張するということは、自分の人生の中ではあまり経験したことがないが、相手が浦和レッズということもあって楽しみな気持ちも強い」と続けた。

 鬼木監督から今シーズンのテーマとして「スピードアップ」が掲げられているが、その手ごたえについては「まずスピードアップのための自分たちの意識は変わってきている。短い期間でも成長した姿を見てもらいたい」と話した。

 代表合宿でシーズンが始まるイレギュラーなスタートだが、ここまでのコンディションのことを問われると「例年にはない始動だったが、選手としてはとてもありがたいことだと思っているし、みんなが休みの中、代表として活動できたことをポジティブに捉えている。さまざまな経験ができたし、沖縄キャンプを積んできたことでコンディションも上がった。ゲームも数多くできたし100%に近い」と仕上がりの良さをアピール。

 コンサドーレから移籍してきたチャナティップや新加入選手との連携についての質問には「キャンプ中など、ピッチ内外で多くコミュニケーションを取ってきた。意見交換なども上手くできているので、いい連携ができていると思う」と不安がないことを強調し、試合のポイントを問われると「先制点がカギになると思う。相手も高い攻撃力を持っているが、ウチも攻撃力が武器。今年も“フロンターレ強いな”と思われるようなゲームをしたい」と意気込みを語った。