―― ユース年代において、クラブとしての指導方針、特に大事にしている事はありますか?また、トップチームに辿り着く選手の基準にはどの様なものがありますか?

FC東京入りしたチャヤトーン・タプスワナウォン

私達は質の高いコーチ陣を揃え、ピッチ内外で目を配っています。私は2014年から、このクラブにいますが、サッカー界ではこの様に長い間一つのクラブにいる事はあまりありません。哲学や戦術も、私が(監督である以上)信じる物やトップチームと同じプレーが用いられなければなりません。例えば、トップチームではチャンスをより多く作る為に後方からビルドアップしポゼッション主体のプレーを求めています。守備を固めて後方からロングボールを多用するサッカーは求めていませんし、そういう指導はしていません。常に指導方針に基づいた選手獲得を目指し、戦術やメソッドに基づきトレーニングしています。

―― 現在期待されているユース出身の選手がいましたら、名前と特徴を教えて下さい。

私達はちょうど、FC東京にチャヤトーン・タプスワナウォンという稀な才能を持つ選手を送りました。私は彼が間も無くタイを代表する選手になると信じています。また、ナッタウット・スクムはFC東京U23へのローンから戻って来たばかりですが、トップチームでとてもよくプレーしていました。どちらもユース出身の将来を約束された選手です。

―― クラブとしての現在の目標、ユース年代に対するメッセージをお願いします。

(最初の)ゴールはいつも同じです。トップチームでのチャンスを得ること、また得た時に自分自身を証明する為に自信を持つ事です。

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