Mano Pölking監督
2018年はタイリーグ2位に輝き、2019年にはアジアチャンピョオンズリーグにも出場するなど、近年好成績を残しているバンコク・ユナイテッド。現在、細貝萌(元日本代表)も所属し、今年3月には同チームのユース出身のチャヤトーン・タプスワナウォンが2021年1月1日までの期限付き移籍でFC東京に加入した。2014年からバンコク・ユナイテッドの監督を務めるMano Polking氏にお話を伺った。
―― 監督(コーチ)としての経歴を簡単に教えて下さい。
ヨーロッパで引退後も基本的に私はサッカーと関わり続けてきました。選手としては、ブラジル、ポルトガル、ドイツ、キプロスでプレーし、ドイツでは最高でブンデスリーグ2(ドイツ2部)、キプロスでは同国で近年もっとも成功しているチームであるAPOELで選手生活を送りました。そしてコーチとしては、ドイツのレジェンドであるWinnie Schaefer氏のアシスタントとしてスタート後、Al Ain(UAE) やタイ代表を含め、5年間彼の元で仕えた後、タイのクラブで監督としてのキャリアをスタートさせました。
―― このクラブ・チームとしての良さは何でしょうか?
アジアのサッカークラブの中でも質の高いプロクラブだと思います。会長やディレクターなど、成功を収めたビジネスパーソンが関わっており、急速にクラブとして成長しています。
―― クラブにおけるユースシステムはどの様になっていますか?
私が指導していた選手をアカデミー指導者として雇用し、トップチームと同じ戦術と哲学の下、U13、U15、U17、U19を構築しています。
【次のページ】 ユース年代において、クラブとしての指導方針、特に大事にしている事はありますか?また、トップチームに辿り着く選手の基準にはどの様なものがありますか?
Mano Pölking
選手としてブラジル、ポルトガル、ドイツ、キプロスでプレー。コーチとしては2008年からWinnie Schaefer氏のアシスタントから始まる。Al Ain(UAE)やタイ代表アシスタントコーチを含めた5年間アシスタントとして務める。その後はArmy UnitedやSuphanburiで監督を務め、2014年以降は現在のチームBangkok Unitedに従事する。2016、2018年にはタイリーグ2位、2017年にタイFAカップ2位に導く。
Bangkok United
1988年にBangkok Universityとして設立、2009年にBangkok Unitedとなる。2006年にはリーグ制覇、2016、2018年にはリーグ2位に輝く。タイFAカップでは2017年に2位を獲得。アジアチャンピオンズリーグには2007,2017,2019年に参加、2007年には川崎フロンターレとグループリーグで対戦した。2017以降FC東京と提携。過去には日本人選手として、末岡龍二選手、深澤仁博選手、宇留野純選手、マイク・ハーフナー選手がプレーし、現在は元日本代表細貝萌選手がプレーする。
Mano Pölking
As a player, played in Brazil, Portugal, Germany and Cyprus.
As a coach, started career in 2008 as an assistant coach of Winnie Schaefer. In 5 years as an assistant included Al Ain(UAE) and Thailand national team. After that coached as a head coach for Army United
and Suphanburi, started with current team , Bangkok United from 2014. In 2016 and 2018 became runner up in Thai League and in 2017 became runners-up in Thai FA Cup.
Bangkok United
Originally formed as Bangkok University FC in 1988 and was changed its name to Bangkok United in 2009. Has become champion of Thai League 1 in 2006, runner up in 20016 and 2018. In Thai FA Cup has become runner-up in 2017. After changed its name to Bangkok United, played in Asia Champions League in 2007,2017,and 2019 and in 2007 has played against Frontale Kawasaki in Group stage. Have affiliation with FC Tokyo from 2017 and in the past such Japanese player like Ryuji Sueoka, Masahiro Fukasawa, Jun Uruno, Mike Havenaar. Currently Former Japan International, Hajime Hosogai plays in the team.