今年は1回戦からのトーナメントだが、「その分、自分としては点が取れるので」とプラスに捉える。目標は毎試合複数得点。その上で「やっぱり得点王を狙っていきたい」と意気込む。

今夏は関東強豪大学のセレクションに参加。周りはJクラブ下部組織や全国常連校の出身者といった中で高評価を得た。186cmの長身に50mを6秒前半で走るスプリント、足元のしなやかさなど、伸びしろの部分も含めてポテンシャルを評価してもらった形だが、「全然レベルが違った」と現時点での力不足も認める部分でもある。だからこそ、この選手権で証明したいと森はいう。

「いろいろな人の支えがあった。その気持ちにも応えなきゃいけないし、この大会で実力っていうのを証明していかないといけない。この仲間たちとやれるのも最後。最高の形で終わって悔いなく自信を持って次のステージにいきたいなっていう風に思っています」。次のステージに気持ちよく一歩を踏み出すためにも。狙うは得点王&昨年は果たせなかった埼玉の頂点だ。

記事提供:埼玉サッカー通信・石黒登

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