鬼門突破で浦和実業が10年以上ぶりに県大会へ! 高校総体南部支部予選 代表決定戦
試合はボールを持って進めようとする浦和実業と、奪って早い攻撃に繋げようとする川口の構図に。浦和実業は前半30分、MF戸田和良のロングシュートがクロスバーを直撃。対する川口は37分、セットプレーのこぼれ球をFW長谷川直哉が右足シュートで狙ったが、GK古賀駿介が足でセーブしてゴールとはならず。一進一退の攻防の中で前半をスコアレスで折り返す。
後半もそのままスコアは動かず。勝負の行方は延長戦へともつれ込んだ中で試合が動いたのは延長前半10分だった。浦和実業は10番のFW小宮夏海がカットインから強烈なミドルシュート。これは川口GK深見陽大が指先に当てて防いだが、クロスバーの下を叩いてこぼれたボールにいち早く詰めたMF樋口斗夢が左足で決めて、この試合90分目にしてついに均衡を破った。