新口大輝のV弾で大体大浪商が次戦へ

 9月7日、第98回全国高校サッカー選手権大阪予選3回戦が行われ、大体大浪商が1-0で都島工を下し次戦に駒を進めた。

 大体大浪商はテクニシャン10番上野山翔を中盤に据え、14番井上雄斗が阿吽の呼吸で支えれば、9番新口大輝が前線で活発に動き、18番松﨑律樹はカットインドリブル、22番岡崎壮吾はしなやかなステップのドリブルでチームに色付けする。対する都島工は11番石津哲男がスピードを活かしたドリブル、10番田中千尋がサイズとテクニックを兼ね備えたFWとしてチームを牽引。そして、守備では5番大嶋虹輝がサイズを活かし対人で跳ね返す。

 試合は0-0で迎えた後半終盤に大体大浪商9番新口大輝が値千金のゴールを決め勝負あり。都島工は最後までゴールを目指すもゴールネットを揺らすことが出来なかった。試合後、指揮した大体大浪商の保井隼人コーチは「相手が前から守備をしてこなかった為、後ろからボールを持ち、自分達のプレーが出来た。これからも一戦一戦、準備して臨んでいきたい」と意気込んだ。 

(文・写真=石津大輝)