汎愛、泉陽を5-1で退け4回戦へ
9月7日、第98回全国高校サッカー選手権大阪予選3回戦がJ-GREEN堺で行われ汎愛が泉陽を5-1で下し4回戦に進出した。
前半は黄色のユニフォーム汎愛が試合を支配。4分、汎愛は8番FW兼井渚が先制点をあげると、11番FW重利琉稀が18分と前半終了間際に追加点。一方、赤のユニフォームの泉陽は相手のプレスにミスが目立ちシュート0本で前半を終える。後半に入り強度に慣れてきた泉陽が次第に自分たちのプレーを見せ始め、44分には17番MF森城滉太が2点差に詰め寄るゴールで反撃の狼煙をあげる。勢いが出てきた泉陽だったが、なかなかフィニッシュまでは持ち込めず。すると再びペースは汎愛へ。相手の運動量が落ちてきたこともあり汎愛は前線にボールを運ぶ回数も増える。すると汎愛は62分、9番FW山本大地からのボールを10番FW柿花昇希が決めて再び3点差に。続く63分にも汎愛10番FW柿花昇希がゴールネットを揺らし試合を決めた。終わってみれば5-1で汎愛の快勝となった。
勝った汎愛の安達和明監督は「Jグリーン初戦ということで難しいゲームになる。敵は相手ではなく自分達だといってきたが思った通りにはいかなかった。点は取れたがボールの失う場所が悪く、失うパーセンテージも高かったのでそこは修正していきたい」と次戦を見据えた。勝った汎愛は4回戦で茨木と激突する。
(文・写真=会田健司)