サイドからの攻撃で崩して点を取った関大北陽が6回戦へ
第98回全国高校サッカー選手権大阪予選5回戦がJ-GREEN堺で行われ、関大北陽が汎愛を下しベスト16に進出した。
前半は赤いユニフォーム関大北陽が押し気味に試合を進める。対する黄のユニフォーム汎愛は集中した守備で関大北陽の攻撃を跳ね返す。関大北陽はキーパも高い位置を取り、ラインを上げセカンドボールを次々と回収する。汎愛はなかなか自分たちの時間を作れず0−0で前半を終える。
後半も関大北陽ペースで試合は進む。すると53分、11番MF辻西悠真(3年)が汎愛からボールを奪いシュートまでいくがこれは汎愛1番GK山口来偉(2年)にセーブされる。しかしここから関大北陽はペースを上げ更に汎愛を押し込むと66分、6番MF玉城永健(3年)のピンポイントで合わせたコーナーキックを2番DF得丸壮一郎(3年)が決めて1-0。関大北陽が欲しかった先制点を手にした。更に72分、関大北陽は6番MF玉城永健(3年)からボールを受けた4番DF中村俊介(3年)が追加点を挙げる。そして78分、18番DF青木陸(2年)の巧みなドリブルからのクロスを、途中交代で入った14番FW河岡輝星(3年)が決めてリードを3点に広げる。汎愛はこのままチャンスを作れず試合終了。3−0で関大北陽が勝利し6回戦へ駒を進めた。
▽第98回全国高校サッカー選手権大阪予選
第98回全国高校サッカー選手権大阪予選