狙い通りの形から電光石火の2ゴール 後半も武器のサイド攻撃を生かして7得点発進

 川口青陵は序盤から相手サイドバックの裏のスペースをつくと前半1分、MF飯塚修馬のスルーパスに反応した右サイドハーフの田島康太が沈めて先制。さらにその1分後には再び田島が右サイドの裏に抜け出し、クロスを飯塚が仕留めて開始2分で2点と最高のスタートを切った。

一方、星野はMF井上正樹が精力的に動きながらカウンターからチャンスの芽をうかがうが、なかなか前に運ぶシーンを作れず。前半30分には左からのアーリークロスにFW松川侑聖がディフェンスに付かれながらも反転から狙ったが、シュートは枠を捉えることができなかった。

早々と2点を先行したことで逆に中盤は攻め倦む場面もあった川口青陵だが、前半のうちにFW具志堅英がゴール前の混戦を決めて3ー0で折り返すと、後半はこの日コンディション不良からスタメンを外れたMF藤田健を投入し、再びサイドアタックから敵陣への圧力を強めていく。

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