DF芝晴太郎の先制点を皮切りに5点!ヴィッセル神戸U-18Bが大勝!
(写真=森田将義)
高円宮杯JFA U-18サッカーリーグ2019プリンスリーグ関西プレーオフ(参入戦)の1回戦が14日に行われ、草津東(滋賀1)とヴィッセル神戸U-18B(兵庫2)が対戦。DF芝晴太郎(3年)の先制点を皮切りに5点を奪った神戸が大勝した。2回戦では大産大附属(大阪2)と対戦する。
立ち上がりは3バックでボールを繋ぐ神戸に対して、草津東が前から積極的なプレスを披露。高い位置でボールを奪い、「攻撃の起点になろうという気持ちでプレーしていた」MF夏川大和(3年)を中心にサイドからチャンスを作った。8分には左からカットインした夏川がPA手前で倒されFKを獲得。自らが直接ゴールを狙ったが枠の外。12分には相手のパスミスを拾ったMF遠座隆太(3年)が右サイドから放ったシュートも枠の左に逸れた。「手探りで試合に入ったにも関わらず思っていた以上にボールを奪えていたけど、シュートまで行けなかった。あの時間帯で点を決めるべきだった」(牛場哲郎監督)。
MF加藤悠馬(3年)が「前半の最初はみんな緊張していたため、動きが硬くてやりたいことができなかった」と振り返ったようにスタートダッシュに躓いた神戸だったが、前半17分には相手DFの隙を突いて右CKを獲得。加藤がゴール前に入れたボールを芝が頭で合わせた。「昨日、練習していた成果が出た」と芝が笑顔で話す一撃によって緊張が解けた神戸は、ここからMF桐谷雷(3年)とMF向井あさひ(1年)のダブルボランチがボールを受ける回数が増加。テンポの良いパス回しで草津東を翻弄し、良い流れのまま前半を終えた。