都立石神井が佼成学園を下し初戦突破!
11月17日、令和元年度東京新人戦(新人選手権大会)第5地区1回戦、都立石神井対佼成学園が都立石神井高校で行われた。
新人戦の1回戦とあって両チームともやや硬さの見える立ち上がりとなったが、前半10分過ぎから都立石神井が試合の主導権を握りはじめる。そして18分、佼成学園のゴールキックをカットした都立石神井の1年生FW西本直生がそのままドリブルで抜け出し、GK門馬柊吾との一対一を冷静に沈めて先制する。
勢いに乗って試合を優勢に進める都立石神井だが、予期せぬ形で失点してしまう。25分、DFラインの裏に出されたボールに対し、ペナルティエリアを飛び出したGKの隙をついた佼成学園のFW重光燿央が無人のゴールに蹴り込んで同点に追いつく。息を吹き返したかのように見えた佼成学園だが、失点にも動じなかった都立石神井はさらに攻撃の手を強める。30分、FKから都立石神井のキャプテン三浦拓郎が右サイドに送ったボールをDF高西咲太が頭で折り返すと、FW西本直生が詰めて勝ち越した。その後もチャンスを作ってゴールに迫った都立石神井だが、スコアは動くことなく前半は2-1で折り返す。
後半も試合展開は変わらず、都立石神井が優勢に試合を進める。後半開始早々、MF三浦拓郎の右CKのこぼれ球を待っていたのは石神井の2年生FW縄野陽介。強烈なボレーシュートを突き刺して、貴重な追加点を奪い取る。
2点をリードした都立石神井は危なげない試合運びを見せ、試合を決定づける4点目こそ奪えなかったものの、3-1で勝利を収めて2回戦進出を決めた。
(文・写真=加藤開人)
▽令和元年度東京新人戦(新人選手権大会)第5地区
令和元年度東京新人戦(新人選手権大会)第5地区