しっかりと守り、セットプレーで効果的に得点を重ねた東京Vユースが3-1で昌平に勝利
DF栗津一輝がPKを決め先制(写真=石黒登)
9月12日、高円宮杯JFAU-18サッカープリンスリーグ関東の第2節が行われ、昌平高校グラウンドでは昌平と東京ヴェルディユースが対戦した。
ともに繋ぐスタイルを志向する両雄の対戦。5分に昌平はDF唐木晃(3年)のフィードにFW小見洋太(3年)が抜け出す。しかしシュートは惜しくもポストに嫌われた。
一方の東京ヴェルディはピッチを広く使った攻撃で対抗。すると16分、大きなサイドチェンジからの展開で相手ディフェンスに揺さぶりをかけるとFW堀内泰雅の反転シュートは防がれたが、直後エリア内でファールを誘いPKを獲得。これをDF栗津一輝がゴール左下隅に突き刺してヴェルディが先制した。
追う展開となった昌平はポゼッションを高めながら攻撃的な両サイドバックも関わる形でヴェルディディフェンスを崩しにかかる。しかし32分のMF須藤直輝(3年)の突破はトップ昇格が決まったDF佐古真礼(3年)が足を伸ばしてエリア内への侵入は許さず。その後も昌平が攻め込む展開が続いた中でヴェルディは佐古が声を出してディフェンスラインを引き締め。得点は許さなかった。
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2020 関東
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2020 関東