5月8日、T1リーグ第8節、堀越と駒澤大学高等学校の一戦が大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森第二球技場で行われた。
試合序盤は堀越が躍動。ラインを高めに保ち、前から積極的にボールを追いかけていく。駒澤大学高等学校もカウンターを狙うが、ボールを受けたとたんに堀越の選手が2人3人と集まり囲まれるプレッシャーに速攻に持ち込めない。ならばと縦パスを放り込むも、高い位置で統率のとれた堀越DF陣のラインコントロールに、オフサイドを連発。
だが20分、堀越DFがクリアしかけたところを駒澤大学高等学校9番・安藤丈が胸に当ててカット。そのままGKとの1対1をかわしてゴールに流し込み先制を果たした。
失点をしたものの、なおもラインを高くキープしたまま前がかりで攻める堀越。ゴールを狙う姿勢に幾度となく決定機を迎えるものの決めきれない。そんな中、度重なる駒澤大学高等学校の裏を狙う動きに、堀越DF陣にもやや乱れが見え始める。
33分、7番・佐藤瑛磨がその高いラインの隙をかいくぐり前へ。GKの位置を見ながらふわりと浮かせるループシュートを放ち、ボールはゴールへ吸い込まれた。
堀越の隙を突く抜け目なさを見せた駒澤大学高等学校が2点をリードして前半を折り返す。だがこの失点をしても積極性は失わない堀越の姿勢が、後半に活きてくることになる。