18日、T1リーグ第11節、堀越対FCトリプレッタユースの一戦が駒沢第2球技場行われた。堀越はT1リーグ序盤は連勝で飾ったものの、その後苦戦が続いていたが、ここ2試合は1勝1分け。模索しながらも前に進んでいる。
対するFCトリプレッタユースはリーグ序盤こそ負けが続き苦しんでいたものの、3試合連続で引き分けに持ち込んだ後、前節は成立学園を相手についにリーグ初勝利。着実にチーム力を上向かせている。
そんな両チームの対戦は、梅雨とは思えない爽やかな気候の中行われた。
前半、FCトリプレッタユースは足元で細かくつなぐテクニカルなパス回しを繰り広げ堀越DF陣を揺さぶっていくが、出足の速いディフェンスを見せる堀越の壁に阻まれ、なかなかシュートまで持ち込むことが出来ない。
一方、前線から積極的にボールを取りにいく堀越。縦横無尽に駆け回り、フィールド全体を使った攻撃を見せシュートも放つが、ゴール前のこぼれた所に詰める動きが見えず得点に結びつかない惜しい場面が続く。
攻めながらも結果に結びつかず苦しい堀越。その積極性にやや陰りが見え始め、徐々にFCトリプレッタユースのディフェンスに捕まるようになる。そんな堀越に対し、9番・ピーダーセン世隠を中心に少々強引にでもシュートを放ち、リズムを作り出していくFCトリプレッタユース。前半終了間際は波状攻撃を見せ、後半に向けて自分たちを鼓舞し、そして堀越に対しプレッシャーをかける。